大きな教訓

去る7月6日、7日にもたらされた豪雨により、西日本では広域に渡り甚大な被害を受けました。この運命としか表現できない自然現象によりもたらされた災害によって多く方の尊い命が失われ、各地に甚大な被害が生じました。この度の災害により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。

 

これまで私は恥ずかしながら、大雨によって岡山県においてこのような被害が及ぼうとは夢にも思っていませんでした。6日の朝から県内各地で避難勧告や避難指示が発せられ、夜には大雨特別警報までもが発せられ頻回に携帯電話の緊急速報が鳴り響く中においても、このような事態に及ぶとは想像出来ませんでした。

 

これは幸いにもこれまで災害を被ることなく生きてこれた者の慢心以外何者でもありませんでした。過去に東日本や神戸の震災を見て問題意識をもったにも関わらず、時間の経過の中で意識が薄れ、どこか自分は大丈夫と勘違いしていたのだと思います。

 

この度当社においては、6日の早朝の段階で営業エリアおよび多くのスタッフの居住地域において避難指示が出ていたことなどを鑑み、各事業における営業は困難と判断し、一部を除きほとんどの事業を休業としました。翌日の7日は日曜日で両日とも最小限の営業の中での出来事でした。もしこれが全サービスが提供を行う日中の出来事であったら、、、と想像すると、あまりにも備えが出来ていないことに気づかされゾッとしました。

住まいの地域をとっても、お客さまのご自宅、事業所、スタッフ自宅はそれぞれ異なります。それぞれの地域に避難指示が出た場合、そのタイミングによって何を優先し、どのように行動するべきか。。。

 

日頃から非常時を想定し、有事の際にはどう行動するかを予めしっかりと考え、備え、社内においてはそれをスタッフ間で継続的に共有していくことが重要であり、そして万が一有事となった際には空振りでもいいから素早く判断し避難行動をとることが重要であると改めて認識しました。このような備えが重要であることは、先の震災などにおいて繰り返し耳に入ってきていたことですが、恥ずかしながらこの度の災害によって痛感され、今後の教訓となったように思います。

 

この教訓を生かし、お客さまにとってもスタッフにとっても、確実な行動がとれる体制を早急に構築していきたいと思います。

 

 

山 寛幸

作業療法士、理学療法士、言語聴覚士の皆様へ

まずはじめに、今回の豪雨災害で被災した方々、地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
また、この甚大な災害により、亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りします。
この岡山県において今回のような災害が発生すると誰が思っていたでしょうか?
岡山県作業療法士で災害対策委員を担当して研修を行うなど準備を進めていたつもりでいましたが、この災害は、まさに「青天の霹靂」でした。
準備は進めていた「つもり」でした。言い方を変えれば「準備不足」と言えます。
そんな、混乱した状況でも被災地では様々な支援を必要としており、多くの団体が支援のため被災地入りしています。
私も災害リハビリテーション支援チームJRATで活動を続けています。
今日までに沢山のボランティアが被災地にはいっていますが、まだまだ足りません。
このブログの趣旨とは違いますが、今回は被災地支援のお願いをさせていただきたいと思います。
作業療法士、理学療法士、言語聴覚士の皆さん、被災地ではリハ専門職の力が必要です。
環境調整や生活不活発病、DVT予防など専門的な対応を必要としている被災者の方が沢山おられます。
今こそリハ専門職の専門性を発揮する時です。
各士会ホームページからボランティア募集してますので、よろしくお願いいたします
1日も早い復興のために。

 

大月 博

日常が失われる時

 まず初めに、この度の西日本を中心とした豪雨により、被害に遭われた方々、地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、水没、浸水によってお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

 2018年7月6日から降り続いた豪雨により、過去に比類のない甚大な被害がもたらされました。当社サービスをご利用のお客様、ご家族、社員、家族を含め相当数の方が被災され、数日たった現在でも、その爪痕が被災者を苦しめています。
 最も大切な生命、そして生活、財産を一瞬にして奪われた人達の心情は計り知れないものがあり、運よく被災しなかった者からすれば、無責任にそれを論ずる立場にはないですが1日も早く穏やかな日常が戻ることを願うばかりです。
 また、報道からしか知りえないですが、家屋の屋根まで浸水しているような極限の状況にあっても、自身の命を顧みず他人を助ける方々、避難を呼びかけ続ける人、浸水している中安全確保に奔走する人達、いち早く被災地に入りボランティアとして活動されている方々には本当に頭が下がり、胸が熱くなる思いです。

 

 現在、想定されている「南海トラフ地震」を含め、今後も自然災害は必ず発生すると予測出来ます。その中で「平成最悪」といわれる今回の不幸、不運な豪雨災害から、もし未来に繋がる何か学ぶべきものがあるとするならば、それはやはり「備える」ということの大切さ、重要性ではないかと思います。将来に渡って必ず起こり得る自然災害に対し、人類として「備えることでしか抗えない」そんな風に感じています。
 そして、住み慣れた場所がある、帰る家がある、家族で平穏に過ごせる、毎日仕事が出来る、お風呂に入れる、快適に睡眠がとれる、必要な物がすぐに手に入る、好きなものが食べられる、友達や仲間と笑って話が出来る、車やバス、電車で行きたいところに行ける。など普段は全く意識しない日常であっても、それを営めることの有難さ、変わらない日常であっても、穏やかに過ごせることへの感謝を忘れず毎日を生きていかなければならないと思います。

 

 最後に、全国の被災された地域の一刻も早い復旧と、二次的な被害としてこれ以上拡大しないことを心よりお祈り申し上げます。

鈴木  茂和

 

絵になる情景

作:笹倉 鉄平

 

2005(平成17)年、神戸の三ノ宮だったか、商店街に間口をもつ小さな画廊に入った際、この版画に目が走った。
2005年と言えば、事業は安定を極めた時期で、この版画に目が行ったことも納得できる。

 

堤防先の建物を見る限り、どうも日本国内ではなさそうだ。
夕凪だろうか、セイリングが終わったヨットがゆったりと並び、真ん中のヨットには無邪気な男の子と中型犬が乗っている。

 

今日一日、お父さんの趣味につき合いながらも、それが男の子の趣味になっていくのだろう。
また、価値観、仕事観、そして人生観までもが、今日の一日・ひと時をもって伝わっていくのだろう。
そんな価値ある楽しい一日を終えて、お母さんと妹の待つ家には温かいシチューが並び、楽しい会話の中で、お父さんはワインでもしたためるのだろう。

 

こんな日に、「おい、母ちゃん! そこの焼酎の瓶、取ってくれや!」では、絵にならない気がした。

山根 一人
 

至誠通天

 『至誠通天』。
 これは私の座右の銘とも言えるくらい好きな言葉である。
 全社員、自分の好きな言葉を社員証に載せてあり、私はこの言葉を載せている。

 

 元は中国の儒学者である孟子の言葉である。
 至誠とはきわめて純粋な真心のことをいい、「誠を尽くして行動すれば、願いは天に通じる」といった意味の言葉で、一つ一つの課題に誠実に取り組み努力をすれば、必ず願いは叶うという教えである。

 

 かの有名な吉田松陰も「至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり」と孟子の言葉を引用している。誠を尽くして行動すれば、人の心は必ず動かされるという意味である。

 

 吉田松陰と同じく幕末を生きた武士、西郷隆盛は「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽くし、人を咎めず、ただ己の誠の足らざるを尋ぬべす」という言葉を残している。
 意味は人を相手にせず、天を相手にすることで他人の目を気にしたり、嘘や言い訳をするのではなく、誠の心を尽くして、うまくいかないことを他人の所為にしたり、咎めたりせず、ただ、自分が誠を尽くしているかどうかを反省すべきである。というものであり、これもまた、孟子の言葉を引用しているように思う。

 

 過去の偉人たちは、今まで無かったようなものを発明したり、発見したり、今まで出来なかったようなことを出来るようにしたり、成し得たりしてきた。間違いなく、途中で諦めていればその結果はなかったはずである。そこには「至誠通天」とも言える姿勢や考え方があったのではないかと勝手に考えている。
 そうやって人類は歴史を刻み、進歩してきたのだと思うと、余計にこの言葉が好きになっていく。

 

 好きといえば、自分の名前。親につけて頂いた私の名前は「マコトのサムライ」と書く。誠の心をもち、誠実にそして強く立派な人物になって欲しいという願いが込められていると解釈している。
果たしてそうなっているのだろうか・・・。

 

いや、やはりまだまだである。ましてや、これが私の座右の銘と語るにもまだまだ未熟者である。しかし、自分の名前とこの言葉は大好きであり、それに見合う人間になれるよう、日々精進を重ねていきたい。

 

小馬 誠士


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