一意専心



私が事業部長を務めるグループホーム「はるや」には、10年前2007年4月に新卒採用した2人が今でも元気で働いてくれています。
 2人が入社した頃の「はるや」は開設3年目で、スタッフの入れ替わりも激しく様々な問題が山積しており立て直しが急務な事業所でした。
建物も築35年以上で老朽化が進み、雨漏りや水漏れが多発し、床は波打って死角も多く、エレベーターの無い2階建といった、今思うと考えられない環境の下、介護経験が全く無かった2人の学生は大いなる不安を抱えながらも就職をしてくれました

 当時は、現在のような充実した新人研修もなく、現場業務優先で新入社員にとっては大変な混乱の中でのスタートだったにもかかわらず、彼女達は迫り来る毎日に「とにかく目の前の事を一つずつやるしかない」「教えてもらったことを誠実に実直に行う」という気持ちだけで日々を過ごしていたように想像します。
 また、決して良好とは言えない環境にも挫けず、仕事を通じて学び、心を鍛え、今日までの3,885日の間に一社会人としてしっかりと成長した2人を見て、誇りに感じると共に、それを温かく見守り、時には厳しく、今日まで導いてくれた責任者にも心から感謝しています。

 時間やお金を始めとして、何もかもが十分に整備されている環境が望ましいのは当たり前のことですが、たとえ何かが欠けていたとしても、自らが志すもの、意思や想い、使命感や責任感、折れない強い心があれば「人は必ず成長する」はずです。
上手く行かない理由を挙げればたくさんあるのかもしれないですが、その全てを自分以外に求めると成長はそこで止まり、前に進む力も失われていきます。
環境がどうあれ自らが目指したいもの、達成したい目標があるのなら、一意専心に取り組む事でしか道は開かない。やはりそんな風に思います。


鈴木 茂和

〜 〜 お疲れ様。そして、今夜もお疲れさまです。〜 〜



去る10月22日の日曜日は、衆議院選挙の投・開票日。
前日から台風の風雨は強まっていたが、開票速報の共有で選挙事務所に馳せ参じた。

写真左、水色の作業ユニフォームを着るのは、岡山県議会議員の加藤浩久(ひろひさ)氏。
雨の中、スーツの上にカッパをまとい、2週間近く同党の衆議院議員応援のため、終日玉野を駆け巡った。

その加藤県議、選挙戦も終わり、現れた姿がこの写真。
「今夜は、玉野の安全を守るための警戒に当たる」と言う。
公人として、立派に役目を果たす姿に感銘を受けた。

一夜明けた今日の玉野は台風一過の晴れ。
今日は、またスーツで挨拶回りというところだろうか。

山根 一人

地産地消×地域連携!?



写真に写っているのは、引両紋という会社の社長さんである青山雅史氏です。
引両紋では、岡山県北にある自営の茶畑でお茶の栽培、販売をされている会社さんです。

『日本茶をもっとかっこよく』との思いの元、日本のみならず、世界中の人に日本茶の素晴らしい文化を知ってもらいたいとの思いで事業を展開されています。最近では、スーパーマーケットで引両紋のお茶を結構みかけます。
 さて、なぜこの場で引両紋さんの話をするか言いますと、弊社のデイサービスで普段お客様に提供させて頂いているお茶を引両紋のお茶に全て変えていこうと考えています。
 もちろんはじめは青山氏からの提案を頂くわけですが、私が一番魅かれたところに『地産地消』という点があります。

 ここからは青山氏の熱い熱い想いを私から少し代弁してお伝えすることになりますが、日本における一人あたりのお茶の消費量は年間840グラム、、岡山県民193万人で考えると年間約1600トンの消費があるということになります。一方で岡山県のお茶の生産量は年間120トン・・・。
青山氏は元々東京などの大手百貨店で岡山のお茶を全国にPRしていたわけですが、岡山県内のお茶の生産量と消費量のアンバランスを考えたときに、せっかく岡山でつくるお茶なのであれば、岡山の方に岡山でつくったお茶を飲んでいただきたいとの思いが強まったとのことでした。
 また、お茶というものは、ワインなどのお酒と違って一定の品質を保つ必要があるそうです。例えばワインなどのお酒は出来た年によって味の良し悪しは変動しますが、お茶はそうはいかないとのことです。
これは、過去、お茶というものがお殿様への献上品として扱われてきた日本文化があり、常に安定した品質の提供や毎年同じ味わいを醸すことを基本として浸透してきたことに由来しているそうです。

 まだまだ話をすれば長いのですが、とにかく青山氏の想いは熱く、強く、私も同じお茶を提供するのであれば、岡山の方には、岡山のお茶をとの思いに賛同しました。

 そしてもう一点、昨今コーヒーや紅茶などの飲み物の人気に伴い、日本人の若者のお茶離れが『おもてなしの心』を表すお茶の素晴らしさを忘れかけている部分を、引両紋から発信していきたいとの想いに、アール・ケアでも同じくこの介護の世界で『おもてなしの心』を取り入れたサービス提供を軸としている点についても通ずる想いの共通点があると思います。

 地域連携、地域協力などがキーワードである地域包括ケアシステムの構築に向けて、少し飛躍した話でもあるかもしれませんが、異業種とのコラボも一つ重要な付加価値となるのではないかと考えています。

 さいごに、引両紋のホームページ、是非足を運んでみてください!
  http://hikiryomon.jp/

小馬 誠士

半日講師

 

毎年この季節になると地元玉野の専門学校さまより地域リハビリテーションの講義依頼を頂戴し、臨床実習を終えた4年生の理学療法学科の生徒さんに対して半日の講義を担当させて頂きます。何を、どのように伝えるか毎年悩みながら準備を行い当日に臨みます。

 

実習を終えて一息をつき、これから卒業試験、国家試験に臨もうかという生徒さんに対しての講義なので、訪問リハビリの役割以外にこれから社会にでてセラピストとして働くための心構えや理学療法士をとりまく社会情勢などについてもお話させて頂きました。

私自身セラピストの果たす役割は基本的にどの分野においても同じと考えていて、関わりを持つ方が今後より良い人生を歩むためのお手伝いをさせて頂いていると思っています。なので急性期や回復期、生活期など関わるフェーズとしての違いはあれど、対象者に関わる上での目線は同じで、その方の生き様みたいなところを見据えなければならないと思っています。

 

そんなことを交えながら先日無事講義を終えたわけですが、講義のなかで生徒さんに「実習で訪問リハビリについて同行、見学を行った人がどれくらいいますか?」と質問したところ、手が挙がったのはたったの一人。とても驚きました。

昨今の地域包括ケアシステムや在宅医療などの盛り上がり具合から、もっと多くの手が上がるかなと期待したのもつかの間、打ちのめされました。

 

教育の現場では地域の実情よりも更にさらに遅れがあるのだな、としみじみ思いました。

介護技術に関する授業が中学校の義務教育に間もなく組み込まれていこうとされているなか、セラピストの学校教育についても在宅領域の実習の組み込みを期待したいところです。

そのためにも、私たち自身がもっともっと努力していかなくては!と改めて感じさせられる出来事でした。

 

 

挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。

山崎 寛幸

 

 

 

看護管理者在宅医療研修



10月7日、岡山県看護協会主催の看護管理者在宅医療研修に講師として招いていただきました。
依頼された内容は「介護サービスの役割と看護師の役割について」です。
依頼された内容を踏まえて私の少ない経験も加えながらお話させていただきました。
参加されていたのは、岡山県内の医療機関に勤務する管理者クラスの方々で、入院治療の後地域・ご自宅へ患者様を「退院」していただく立場の方です。
在宅サービスを提供する立場から、各介護保険サービスの内容や課題、地域包括ケアシステムを構築していくための地域性把握や自助・互助の関係など、現在の課題を含めて報告しました。
また、アール・ケアで運営している訪問看護ステーション、リハビリテーション特化型デイサービス、看護小規模多機能型居宅介護の事例を通じての報告も行いました。
病院での在院日数が短縮され、退院後のシームレスな在宅復帰を実現し地域包括ケアシステムをそれぞれの地域特性に合わせて構築していくためには、在宅医療、介護の充実は必要不可欠なものです。
しかしながら、その大切なフィールドに看護師が足りない状況が続いています。
訪問看護ステーションや看護小規模多機能型居宅介護のように名称に「看護」があれば看護師の配置はイメージできると思いますが、デイサービスや訪問入浴、その他多くの介護サービスには人員配置として看護師の雇用が必要なのです。
今回の研修で看護師の方々の専門性と地域での活躍が、今後の地域包括ケアシステムの構築に必要不可欠であることが少しでもが理解いただけたらありがたいと思います。

大月  博


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