脳卒中のADL(日常生活動作)に思う

脳卒中で半身麻痺となった患者さんの理学療法を、過去に何回行ってきただろう。
Aさんは、一般病棟からリハビリ室に来て、6週間もすれば装具と杖を使って、何とか自力で歩けるようになった。
Bさんは、集中治療室から出てきて、ベッドでの起き上がりもできなかったが、12週間の理学療法によって、自力で起き上がって何とか立つことだけはできるようになった。
両者とも、脳卒中患者の典型的な予後と言える。

 

ところが、その半年後くらいから、外来でやって来る二人に変な現象が起こる。
Aさんは、自分の左足を杖で強く叩きながら、「わしのこの足は、あんごー足じゃ。つまらんわー。もう、イヤになるで!」 そして奥さんは、「主人は朝から晩までこんな調子で、私も疲れます。」と言う。
一方、Bさんは、「先生、今まで立つことしかできんかったけど、片足がちょっとだけ上がるようになったわ。これからボチボチでも頑張るで。」 そして奥さんは、「お蔭さんで、ありがとうございます。主人も毎日嬉しそうで…。」と締めくくる。

 

もう、30年くらい前の事だろうか。
「しあわせは いつも自分のこころがきめる」という言葉に出会った瞬間、AさんとBさんを思い出したのは‥‥。

 

山根 一人
 

灼熱の太陽の下で

暦も8月となり、夏の太陽が一層のまぶしさと熱を大地に降り注がせる中、死者225人、重軽傷者404名、床上・床下浸水被害3万4869棟(8/1現在値による)などの甚大なる被害を残したこの度の西日本豪雨災害の発生から早1か月が経過しようとしています。

 

改めまして、被災された地域の皆様に心より深くお見舞い申し上げるとともに、お亡くなりなられた方のご冥福と一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 

今なお何千人と、帰る家がなく避難所生活を余儀なくされている方が数多くいる状況の中、全国から何万人ともいわれるボランティアの方が、この灼熱の気候の中、現地でのボランティア活動をされています。
当社の社員含め、私も災害直後に、災害リハ支援チームJRATの一員として、倉敷市の避難所へボランティアとして現地入りさせて頂きましたが、継続して活動を続けられているボランティアの方々に対しましては、本当に頭が下がる思いでいっぱいになります。
また、ボランティアの方々含め、この灼熱の太陽の下、がれきの撤去や片づけなど現地の復興の為にと活動されている全ての方に対しまして尊敬の念を抱くとともに、熱中症などの危険性も高い中、本当に体調を崩されないようにと願うばかりです。

 

そして、微力ではありますが、私たちが法人として出来ることの支援を継続していきたいと思います。
災害直後より、弊社のデイサービス4事業所では、被災された方に対する入浴無料開放の対応をさせて頂き多くの方にご利用頂きました。
現在では被害が甚大であった倉敷市真備地区に近いデイサービスアルフィック総社で、8月いっぱいまで無料開放を延長して対応させて頂いておりますので、引き続き、皆様のお役に立つことが出来れば幸いです。

 

岡山県は、晴れの国おかやまとして災害が少ない県、住みやすい県として認識があるものの、このような災害は、私が生きている中では過去に記憶がありません。
一方で災害に対する意識や対応については私自身も大いに反省することがあり、不自由なく当たり前のように過ごしている日々に感謝の念を抱くとともに、いつ起こるかわからない災害への事前の危険予測や対応に対する意識を高く持ち、被害が最小となるようしっかりと準備しておきたいと思います。

 

小馬 誠士
 

大きな教訓

去る7月6日、7日にもたらされた豪雨により、西日本では広域に渡り甚大な被害を受けました。この運命としか表現できない自然現象によりもたらされた災害によって多く方の尊い命が失われ、各地に甚大な被害が生じました。この度の災害により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。

 

これまで私は恥ずかしながら、大雨によって岡山県においてこのような被害が及ぼうとは夢にも思っていませんでした。6日の朝から県内各地で避難勧告や避難指示が発せられ、夜には大雨特別警報までもが発せられ頻回に携帯電話の緊急速報が鳴り響く中においても、このような事態に及ぶとは想像出来ませんでした。

 

これは幸いにもこれまで災害を被ることなく生きてこれた者の慢心以外何者でもありませんでした。過去に東日本や神戸の震災を見て問題意識をもったにも関わらず、時間の経過の中で意識が薄れ、どこか自分は大丈夫と勘違いしていたのだと思います。

 

この度当社においては、6日の早朝の段階で営業エリアおよび多くのスタッフの居住地域において避難指示が出ていたことなどを鑑み、各事業における営業は困難と判断し、一部を除きほとんどの事業を休業としました。翌日の7日は日曜日で両日とも最小限の営業の中での出来事でした。もしこれが全サービスが提供を行う日中の出来事であったら、、、と想像すると、あまりにも備えが出来ていないことに気づかされゾッとしました。

住まいの地域をとっても、お客さまのご自宅、事業所、スタッフ自宅はそれぞれ異なります。それぞれの地域に避難指示が出た場合、そのタイミングによって何を優先し、どのように行動するべきか。。。

 

日頃から非常時を想定し、有事の際にはどう行動するかを予めしっかりと考え、備え、社内においてはそれをスタッフ間で継続的に共有していくことが重要であり、そして万が一有事となった際には空振りでもいいから素早く判断し避難行動をとることが重要であると改めて認識しました。このような備えが重要であることは、先の震災などにおいて繰り返し耳に入ってきていたことですが、恥ずかしながらこの度の災害によって痛感され、今後の教訓となったように思います。

 

この教訓を生かし、お客さまにとってもスタッフにとっても、確実な行動がとれる体制を早急に構築していきたいと思います。

 

 

山 寛幸

作業療法士、理学療法士、言語聴覚士の皆様へ

まずはじめに、今回の豪雨災害で被災した方々、地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
また、この甚大な災害により、亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りします。
この岡山県において今回のような災害が発生すると誰が思っていたでしょうか?
岡山県作業療法士で災害対策委員を担当して研修を行うなど準備を進めていたつもりでいましたが、この災害は、まさに「青天の霹靂」でした。
準備は進めていた「つもり」でした。言い方を変えれば「準備不足」と言えます。
そんな、混乱した状況でも被災地では様々な支援を必要としており、多くの団体が支援のため被災地入りしています。
私も災害リハビリテーション支援チームJRATで活動を続けています。
今日までに沢山のボランティアが被災地にはいっていますが、まだまだ足りません。
このブログの趣旨とは違いますが、今回は被災地支援のお願いをさせていただきたいと思います。
作業療法士、理学療法士、言語聴覚士の皆さん、被災地ではリハ専門職の力が必要です。
環境調整や生活不活発病、DVT予防など専門的な対応を必要としている被災者の方が沢山おられます。
今こそリハ専門職の専門性を発揮する時です。
各士会ホームページからボランティア募集してますので、よろしくお願いいたします
1日も早い復興のために。

 

大月 博

日常が失われる時

 まず初めに、この度の西日本を中心とした豪雨により、被害に遭われた方々、地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、水没、浸水によってお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

 2018年7月6日から降り続いた豪雨により、過去に比類のない甚大な被害がもたらされました。当社サービスをご利用のお客様、ご家族、社員、家族を含め相当数の方が被災され、数日たった現在でも、その爪痕が被災者を苦しめています。
 最も大切な生命、そして生活、財産を一瞬にして奪われた人達の心情は計り知れないものがあり、運よく被災しなかった者からすれば、無責任にそれを論ずる立場にはないですが1日も早く穏やかな日常が戻ることを願うばかりです。
 また、報道からしか知りえないですが、家屋の屋根まで浸水しているような極限の状況にあっても、自身の命を顧みず他人を助ける方々、避難を呼びかけ続ける人、浸水している中安全確保に奔走する人達、いち早く被災地に入りボランティアとして活動されている方々には本当に頭が下がり、胸が熱くなる思いです。

 

 現在、想定されている「南海トラフ地震」を含め、今後も自然災害は必ず発生すると予測出来ます。その中で「平成最悪」といわれる今回の不幸、不運な豪雨災害から、もし未来に繋がる何か学ぶべきものがあるとするならば、それはやはり「備える」ということの大切さ、重要性ではないかと思います。将来に渡って必ず起こり得る自然災害に対し、人類として「備えることでしか抗えない」そんな風に感じています。
 そして、住み慣れた場所がある、帰る家がある、家族で平穏に過ごせる、毎日仕事が出来る、お風呂に入れる、快適に睡眠がとれる、必要な物がすぐに手に入る、好きなものが食べられる、友達や仲間と笑って話が出来る、車やバス、電車で行きたいところに行ける。など普段は全く意識しない日常であっても、それを営めることの有難さ、変わらない日常であっても、穏やかに過ごせることへの感謝を忘れず毎日を生きていかなければならないと思います。

 

 最後に、全国の被災された地域の一刻も早い復旧と、二次的な被害としてこれ以上拡大しないことを心よりお祈り申し上げます。

鈴木  茂和

 


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