研修タイトルは「令和6年度介護報酬改正のゆくえ」。
講師は、一般社団法人岡山県介護支援専門員協会会長である堀部徹氏。
私も理事として所属する岡山県通所介護事業所協議会主催の研修で、介護報酬改定の直前に企画された研修です。
皆さんご存知の通り、今回は介護のみならず、医療、障害も含めたトリプル改定の年です。
同時改正の柱として、
?人材確保のための賃金改善
?少子高齢社会で看取りニーズが増えるため医療介護連携を
?リハビリテーション・機能訓練、口腔、栄養の一体的取組み
?感染対策への対応
?業務効率・生産性向上にDXの推進
が挙げられます。
当然、各サービスの具体的改正内容に対する対処対応は必須ですが、人事担当の私として気になる点は、今回の研修冒頭にも触れられた人口減少の話含め、?の人材確保のための賃金改善です。
サービスに関する法改正に従う、あるいは、方針に沿うのは前提です。
しかしながら、サービス提供以前に、そのサービスを提供する人材の確保が出来なければ、事業は衰退し、最悪は閉鎖です。
今回、国は、令和6年6月に新たな一本化された介護職員等処遇改善加算を新設します。この前手にデフレ脱却のための経済対策として、2月〜5月に介護職員処遇改善支援補助金が設けられますが、国は2%、月額6000円程度の賃金改善と謳っていますが、一律どこの事業所の介護職員もこの金額になるわけではなく、事業所の状況によるとしています。
数年ごとの報酬改定ももちろん大事ですが、私たち介護事業者としては、既存社員の継続雇用はもちろん、事業継続のための新たな人材確保への努力と検討をし続けることが非常に重要であると考えます。
話は研修に戻って、堀部先生の締めの言葉、そこでも事業所として生き残っていくために、〜職員と運営に関する情報を共有しよう〜というシンプルですが、すごく重要なメッセージを頂きました。
社員との協働を忘れることなく、社員が働き続けたいと思える職場づくりに精進していきたいと思います。
小馬 誠士
]]>3/15、16と石川県で開催された日本商工会議所青年部の全国大会に行ってきました。
今年の元旦に起きた能登半島地震によって開催がどうなるかと思っていましたが、主催地となる石川のメンバーたちは早々より開催に向けて取り組まれたそうです。
結果、全国417の地域より10853名の登録をもって盛会に開催されたようです。
会場となった小松では能登半島より離れているため震災の影響を感じることはありませんでしたが、能登のメンバーの姿やそれを代弁する主催者の言葉からは強く地震がもたらした現状を感じました。
きっと様々な困難があり、その中で多くの決断を行い、この日を迎えられたであろうこと。これまでに全国より寄せられた支援への感謝の気持ち。これらを体現する設えとおもてなしにただただ感動しました。
多くの人々が実際に石川に赴き、見聞きを伝聞し、消費により経済を回し、そして応援の気持ちを伝えることが震災の復興支援になっているんだと、体感しました。
主催者、参加者の立場は違えど、互いに相手を思いやる気持ちと、それを体現する行動がここにありました。
どんなサービスもこれに尽きると思います。
ちなみに例年この全国大会では全国各地で3月末に各会を卒業されるメンバーの卒業式も兼ねられています。
送辞を述べられた方は在籍25年とのこと。
全国各地で綿々と活躍されてきた1079名(違ってたらすみません)の名も無きヒーロー、
これまでお疲れ様でした。そしてありがとうございました!
挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。
山崎 寛幸
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毎年恒例の内定者懇親会。ここ数年は新型コロナを横目で気にしながらの開催であったが今回は久しぶりに晴れやかな気持ちで実施できたことについて、心底喜ばしく且つ非常に清々しく感じている。内定者全員が揃った様子を目の当たりにし、多くの選択肢から当社を選んでくれたことへの感謝と、この若き力が存分に発揮できるように導かなければならない責任を改めて自覚した。
一方、各内定者から見れば初めて会う「同期の仲間」であり、この先何年経っても「同期」であることには変わりなく、切磋琢磨し共に育っていく同志であるともいえる。
社内に同期のいない私としては、いないことにさほど良否の感覚を持ってはいないが、仕事上での同期の存在はとても大きく、特に最初の3年程度は、お互いがお互いを悩みや迷いの拠り所としているという声が非常に多い。業界によっては、同期は仲間というよりライバルであるという教育を受ける場合もあると聞くが、当社の文化的背景から言えば、やはり「同期の大切な仲間」としての位置付けであってほしい。
1か月後に控えた入社式に元気な姿で出席し、楽しく意義の深い社会人生活をスタートさせてくれることを心から祈っている。
話は変わって、先日、所用で学生時代を過ごした愛媛に行く機会があり、そのことを伝えると同期の有志が宴を用意してくれた。中には卒業以来33年振りに再会した者もいたが、過ぎた年月を全く感じさせない空気感は最高の居心地であった。
自分も含めて容姿は随分と変わったが(原型をとどめてない者も‥(笑))入学式で初めて出会ってから今日までやはり同期の仲間は心の中で大きな存在である。共に過ごしたのはわずか3年だったが、それでもその濃厚な毎日は30年以上の時間を経ても薄れることを知らない。
10年後、20年後、30年後と徐々に全員の原型が分からなくなってしまっても、同期とのご縁を育み続けたい。そんな風に思った希少なひとときであった。
やはり、社会人でも学生時代でも「同期は宝」で間違いない。
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令和5年12月28日付けで、アール・ケアが「おかやま子育て応援宣言企業」に登録されました。
「おかやま子育て応援宣言企業」は、従業員の子育てや地域における子育てを応援するための具体的な取組を企業・事業所等が宣言し、県が登録する制度です。
そして、次のステップとして、従業員の仕事と家庭の両立支援に、特に積極的な企業等を「アドバンス企業」として認定する制度が令和元年度から開始されています。
「アドバンス企業」認定を受けるためには、いくつかの要件を満たしている必要があります。少々ハードルが高いのではと思っていた男性の育児休業取得率の状況についても、集計してみると要件を超えており、無事、先日アドバンス企業認定の申請をしたところです。
みなさんご存知のとおり、育児・介護休業法の改正で2022年10月に男性の育児参加を促進するために制度「出生時育児休業」いわゆる産後パパ育休がスタートしました。
この制度改正を皮切りに、社内での社員への新制度の周知や社内申請書類の整備を行ったのも記憶に新しいのですが、気づけば1年少々経過しました。改正後、弊社においては、現時点での取得予定も含めれば6名の男性社員が育児休業を取得するという状況です。
弊社において、女性社員の育児休業の取得率は以前よりほぼ100%の状況ではありますが、この1年で男性社員の育児休業の取得もぐっと増えてきていることを感じます。
男性の育児休業取率について、政府は2025年に30%という目標を掲げています。
男女問わず、社員にとって働きやすい職場や環境を創っていくことは、今後、働き手不足が叫ばれる中、人材確保のための大きなカギとなることは間違いないでしょう。
一方で、適正な人員で適正な利益をあげていくといった採算性や効率性も同時に図っていく必要があります。
社員が働きやすく生き生きとしている、そして、会社としても成長する。この双方をバランスをもって実現出来るよう、引き続き努力をしていきたいと思います。
小馬 誠士
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私は介護給付費分科会があまり好きではない。
理由は改定ごとに嬉しい変更と嬉しくない変更があるからです。
来週の月曜日に介護給付費分科会の開催が予定されており議題は介護報酬改定案と記されています。
2024年は医療・介護・障害福祉のトリプル改定で、団塊の世代の方々が全て75歳以上の後期高齢者となる2025年問題、団塊ジュニアが65歳以上となる2040年問題によって急速に高まる医療・介護ニーズへの対応が大きく盛り込まれる改定になると言われています。
すでに改定率は+1.59%、処遇改善分除き実質+0.61%のプラス改定と発表されており嬉しく思う部分もありますが、これはネットの改定率なので、やはり気になるのは個別の詳細です。
22日にはどこまでの内容について話し合われるのか分かりませんが、何かしら改定内容の新たな情報が出ることでしょう。
今は「ワクワク」、「ドキドキ」、「ソワソワ」、「お願い!」といった入り乱れたなんとも言えない感情になっています。10:00〜12:00のリアルタイムでyoutube公開があるようなので覗いてみたいと思います。
介護事業は地域のインフラの一つです。
サービスを受ける方も、サービスを提供する方も、どちらも安心できる内容を期待するばかりです。
頼みまっせ厚生労働省さん!
挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。
山崎 寛幸
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旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2024年は医療・介護・障害福祉サービスのトリプル改定が控えており、様々な変化が起こる1年となりそうです。「挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。」を掲げ、覚悟をもってこの変化の波を乗り越えていく所存です。
さて、年末年始は比較的暖かい気候に恵まれていますが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。ご家族との団欒や、帰省をされている方も多いことでしょう。
私は、主人の実家が大分県別府市なので、観光名所「血の池地獄」のふもとに帰省しております。愛犬チワワのタロ吉も新幹線に乗りはるばるやってきました。思い起こせばタロ吉と出会ったのは13年前の今ごろ。私がアール・ケアに入職して間もないころでした。
犬の年齢では、96歳だそうで、お別れもそう遠くない未来かもしれません。
別れというものは突然やってきます。それは、介護・医療のサービスに従事する人であれば必ず体感することですが、言い換えればたくさんの出会いがあふれている仕事でもあります。お客様から頂いた沢山の思い出と学びを自身の成長に繋げると同時に、また新しく出会う方々のご支援を全力でさせていただく1年としたい。がんばループの輪を、2024年もアール・ケアのスタッフ一同で紡いでいく年としていきます。
令和6年 元旦 井上裕奈
]]>会が始まるとそのような背景が強く後押ししたのか、あるいは、過去3年間に蓄積されたエネルギーが大きくバーストしたのか、例年よりも一回りも二回りも大きい盛り上がりを見せた。全員での記念撮影から始まり、社長の挨拶、クリニック理事長の挨拶、副社長の乾杯、勤続表彰、年間表彰、そして今年初めての企画であったライブパフォーマンス、最後はお待ちかねの大抽選会と少しの“涙”と多くの“笑顔”に満ち溢れた最上の時間であった。
私自身も皆が心から楽しそうにしている姿を見ているとお腹一杯となり、失礼ながら出てくる料理にはほとんど手が伸びなかった(こんなことは滅多に起きないのだが…)。
夜間勤務で会に参加出来ない社員も、自己の都合で来られなかった社員も、参加が叶った社員も全ての社員の力で類を見ない感染症に立ち向かい、克服したからこその賜物だと内心で何度も噛み締めた。
大きく手前味噌になってもいい...我がアール・ケアグループのスタッフは本当に素晴らしい。
心から誇りに思う。
鈴木 茂和
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旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2024年は医療・介護・障害福祉サービスのトリプル改定が控えており、様々な変化が起こる1年となりそうです。
「挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。」を掲げ、覚悟をもってこの変化の波を乗り越えていく所存です。
さて、年末年始は比較的暖かい気候に恵まれていますが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。
ご家族との団欒や、帰省をされている方も多いことでしょう。
私は、主人の実家が大分県別府市なので、観光名所「血の池地獄」のふもとに帰省しております。
愛犬チワワのタロ吉も新幹線に乗りはるばるやってきました。思い起こせばタロ吉と出会ったのは13年前の今ごろ。
私がアール・ケアに入職して間もないころでした。
犬の年齢では、96歳だそうで、お別れもそう遠くない未来かもしれません。
別れというものは突然やってきます。それは、介護・医療のサービスに従事する人であれば必ず体感することですが、言い換えればたくさんの出会いがあふれている仕事でもあります。お客様から頂いた沢山の思い出と学びを自身の成長に繋げると同時に、また新しく出会う方々のご支援を全力でさせていただく1年としたい。がんばループの輪を、2024年もアール・ケアのスタッフ一同で紡いでいく年としていきます。
令和6年 元旦 井上 裕奈
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去る11月11日に岡山サウスヴィレッジで開催された、POLAさん主催イベントの“ももたろうフェスティバル”、通称ももフェスににアール・ケアとして初出店参加をさせて頂きました。
このイベントはSDGsをコンセプトにしたイベントで、SDGsを学びたい学生や将来を担う子供たちをターゲットに企画されたものです。
出展ブースは57店舗で、SDGsが学べるワークショップを中心に、沢山のキッチンカーや消防車、警察の白バイ、ダンスやマジックショーなどのステージイベントがあり、来場者も約3,000人と大変盛況でした。
今回、とあるご縁で出店する機会を頂いたのですが、アール・ケアの出展ブースでは、高齢者の疑似体験とボッチャ体験を実施しました。
ボッチャはご存知の通り、2020年東京パラリンピックで日本代表が金メダルを取得した競技で、皆さんが出来るゲームです。
とは言え、ボッチャを知らない方もいらっしゃったので、ボッチャという競技を知って頂く良い機会になりました。
視覚、聴覚、触覚などの高齢者体験では、くもがかった眼鏡や、軍手をした状態でお財布からお金を取り出すなどの体験により、お年寄りの状態が知れたことで、体験した子供さんからは「おじいちゃん、おばあちゃんに優しくするね」などの声が聞かれました。
私たちアール・ケアは、介護、医療、生活支援の連携を通じて、住み慣れた地域で安心して、その人らしく生きることを支援しています。
今回、アール・ケアは、SDGsの中でも「3.すべての人に健康と福祉を」と「11.住み続けられるまちづくりを」の2つを選択して、このイベントに参加しました。
なかなか、地域でのイベントや子供さんと触れ合う機会もないですが、今回のイベントを通して、高齢者や障害者への関わり方の変化や、介護という分野にも興味をもってくれる子が増えれば嬉しいものです。
小馬 誠士
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みなさん租税教室というものを知っていますか。
租税教室とはおもに日本の将来を担う子供たちを対象として、税の仕組みや税が社会に果たす役割について正しい認識を持ってもらう活動です。
税金って何?税金は何種類あるだろう?税金は身近などんなところに使われている?税金がないとどんな世界になる?など問いかけながら理解を深めます。
例えば税金がないと家が火事になっても火を消してくれる消防車は来てくれません。病気になって苦しむ中、病院に搬送してくれる救急車もきてくれません。困るよねー、といった感じです。
正直、私自身税金についてあまり考えたこともなく、どちらかというとネガティブな印象として、税金とられたくないなー、なるべく少ないほうがいいなー、税金使って何しとんじゃろー、といった感じです。
私は玉野法人会青年部会という団体に属しており、この活動として租税教室を知り、最近になって今更ながら改めて税金が身近な社会に果たす役割を学びました。
先日、法人会の第37回全国青年の集い山形大会に参加してきました。
ここでは全国各地で取り組まれた活動から選出された事例のプレゼンが行われ、優秀であったものが表彰されます。活動は大きく2つに分かれ、前述の租税教室と健康経営についてです。発表のあった事例はどれも創意工夫を凝らした素晴らしいものでした。
給料から引かれる税金、お酒をのんで払う税金、日常の買い物をして払う税金、車に乗って払う税金、会社が払う税金、様々な場面で納める税金ですが、誰かを助けるために使われていたり、快適に過ごせる環境づくりに使われていたりすると思うと、税を納めることは社会貢献でもあるんだと理解することができます。
まだ喜んで税金を納める、とまでの気持ちにはなっていませんが、税と私との距離は縮まりつつあります。
挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。
山崎 寛幸
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先日、玉野商工会議所青年部の視察研修として徳島県神山町に伺った。
コロナ過で一部の業種では、インターネット環境があれば会社に出社しなくとも自宅や好きな所から勤務が可能となったと聞く。今回視察に伺った神山町は、高齢化率50%超の平たく言えば日本中いろいろな所にある「田舎」だが、都市部のIT企業がサテライトオフィスを神山町に進出したり、全国でみても約20年ぶりに開校された高専「神山まるごと高専」の話題により、日本中から大きな注目を集めている町だ。
過疎化の現状を受け入れ、人口増ではなく中身を改善する「創造的過疎」という考えのもと、アーティストに始まり、サービス業などの起業家、ITエンジニア、プログラマー、そして学生まで様々な「人」の住まう場所(レジデンス)作りによって、新しい町づくりに成功している。
今回の視察で最も驚いたのは、この成功の背景には30年前に我が町を思い行動した4人の商工会議所青年部のメンバーの姿が現在の根源にあるということ、そして長い30年という年月の中で神山町先住者の方々と移住者の方々の相乗効果によって、様々に変化を繰り返しながら現在のカタチが出来上がったという事実だ。
神山町はお遍路文化があり外からの人を受け入れもてなす風習が古来よりあり、新しく訪れた人たちの意見や考えなどを取り入れることに抵抗が少なかったことも、現在を形作った大きな要因の一つではないかとのこと。
感動を受けたエピソードはもっともっとあるが、
とにかく前向きに、一生懸命に、チャレンジングに、楽しく、そして何よりそれを継続し続けた結果が神山町にあるのだと学んだ。
これは何事にも通じる事だと思う。
自分自身もアール・ケアもそうあり続けたい、と刺激を受けた視察でした。
挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。
山崎 寛幸
]]> 厚生労働省の統計によると、2022年全国出生数は77万747人、岡山県では1万2371人。いずれも、明治時代に統計を取り始めて以降の過去最低を記録した。加えて、介護、医療業界においては、今でさえ深刻な人手不足状態にあるにもかかわらず、2040年にはさらに約69万人が不足するという推計も出ている。この2つの事実だけを考えてみても、業界の未来は著しく気掛かりであり先行きは余りにも不安である。また、当社が属する岡山県においては、介護職員の有効求人倍率が全国平均を上回り、一般労働者の有効求人倍率の約4倍以上の数値で推移している。各社、各事業所があらゆる手段を考え実践しているが、見聞きする範囲では人材獲得に余裕で楽々としているところは一つもない。そして全ての状況は将来さらに加速していくことは想像に難くない。
当社においても、お客様に対し質を担保した介護サービスを継続的に提供するためは、これらの不条理な渦に巻き込まれることなく、安定的な人材の確保を持続させなければならない。
そこで、新たな雇用形態として着想したのが「週休3日制正社員」という働き方である。
当然のことながら週休2日よりは給与は低くなるが、今までパートとしてしか働けなかった方や、働き方に柔軟性を求める方、仕事と〇〇を両立させたい方などには適した制度と言えるだろう。また、数年前から耳にする機会の増えた「多様な働き方」の実現という観点からも、選択出来る幅が広がることは良いことだと思う。画一的であった働き方から、各自のライフスタイルに合わせた働き方への変化を望む人達に選択してもらえれば幸いである。
ただ、現制度下では夜勤が必須である事業所のみに限っており、どの事業所でも、誰でも、とはいかないが、今後は実情が許す限りその範囲を広げていくことも必要なことであろう。
“必然に生じる人材不足”という荒波に抗うべく切った舵が、未来に向けて安定的且つ良き方向に作用し、少しでも明るく照らされることを心から願っている。
求職中の皆々様方「週休3日」はいかがでしょう?
『アルフィック城東』 |
『フローアール泉田』 |
「リファキャン」とは“リファラルキャンペーン”の略称で、当社の社員向け社内イベントの造語です。
そもそも、「リファラル」という言葉が聞きなれない方もいるかもしれませんが、社員の採用手法のことで、「リファラル採用」とも言われます。
このリファラル採用は、自社の社員による紹介を通じた採用方法を指し、欧米ではかねてより盛んに実施されています。また、採用コストが低い、定着率が高いなどのメリットがあり、近年日本国内の企業でも注目されている手法となります。
また、昨今の働き手不足が叫ばれる中、企業として働き手の確保が年々厳しくなっており、人材獲得競争の最中、新たな求人手法としても注目されています。
アール・ケアでは、年中通してリファラル採用を行っていますが、夏と冬の年2回のキャンペーン開催でリファラル採用を促進する期間を設けています。
アール・ケアでのリファラルによる採用割合は?と言うと、2018年が中途採用者全体の7.9%、昨年2022年では15.4%を占めており、確実にその割合は増えていっています。
そして、人事部としての目標は、2026年には、リファラルでの採用割合が30%を目指しています。
ちょっと無謀かなとも思える数字ですが、今後の人材獲得の困難さを鑑みると、リファラル採用という手法を現時点から確立させておくという点では、やはり強力に推し進めていきたい採用手法だと考えています。
そして、この採用手法を推し進めるうえで、最も重要なことは、社員が紹介するという手法である以上、社員が紹介したい!と思える会社風土・文化・環境を創ることが必須条件であるということです。
これこそ、リファラルを語る上では、最も重要な本質の部分であると捉えています。
と同時に、会社を創るとは、経営陣と社員が共に創り上げていくものだと考えています。
リファラルとは、社員が自社をどのくらい紹介したいかを表すバロメーターであるとの認識の元、社員が紹介したい!と思える会社をこれからも引き続き社員とともに創っていきます。
本日、早速「紹介したい人がいるので、詳しい資料が欲しいです」との依頼が現場からありました!
キャンペーンでご協力頂いている社員の皆様に感謝、感謝です。
小馬 誠士
]]>コロナ過で長年中止が続いていた玉野まつりですが、昨年は花火大会のみの復活開催、おどり大会は参加連からコロナ感染への懸念も強くあったため中止となっていました。今年はコロナ前の環境で4年ぶりの復活開催となり、アール・ケアからも多くのスタッフが踊り手として参加しました。
写真の笑顔最高ですね!
マスクもなくイキイキとした表情で祭りを楽しんいる姿にグッとくるものがあります。
祭りは文化、誰かが言っていたような気がしますが、祭りのように長きにわたり継承されてきた人の生き様のようなものは、どんな困難が起ころうとも、こうして復活し再び継承されていくのだろうと思います。
こうしてあるべき姿に戻った事実をとても嬉しく思います。
当日参加していないながら、写真を見ながらこんなことを思っています、、、
来年は現地でこの姿に直接触れたいと思います!
挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。
山崎 寛幸
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今年の5月から新型コロナウイルス感染症は5類となり、世の中は元の生活に戻りつつある中、双方の会議で「飲み会をしよう!」という申し出があった。
WEB会議は集合する手間が無く、非常に便利である一方、やはり、どこか距離感があり、会議の空気感などは感じにくいところがある。
やはり、しっかりとコミュニケーションをとるためには、「飲み会」が良いとみんな感じているのだ。
大昔から続くこの「飲み会」制度は、お互いを深く知り、忌憚ない意見交換を行うために打って付けなのだと改めて実感したところである。
あとは、飲みすぎないように気を付けよう。。。
写真は、徳川斉正(なりまさ)氏。
氏は、水戸徳川家、つまり水戸黄門(光圀)の直系で、第15代当主に当たる。
私たちが主催する「たまの未来塾」の講師として玉野に足を運んでくれた。
演題は、「水戸徳川家が繋いだもの 水戸徳川家を繋いだもの」として、朝廷に絶対的敬意を払う中で、大政奉還、そして無血開城を成し遂げた水戸徳川家の歴史を語った。
この講演の真の意味は、人生でも会社経営でも絶対に変えてはならないものを次世代に繋げていくことで、家族や社員の関係性や絆までもが繋がっていくというもの。
朝廷に絶対的敬意を払った水戸徳川家であったからこそ、代々が繋がり、代々を繋げたというものだった。
最後の一点に帰着するまでに、多くの示唆やヒントをいただいた。
心から敬意を表する話だった。
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今年の4月頃から当社を訪れて下さった方にお茶に添えてお出ししているチョコレートが残り2つとなりました。これはアール・ケアで勧めているがんばループのノベルティーとして制作されたチロルチョコですが、受け取られた方は必ず「これは何ですか?」と興味を持って下さります。
わたしは決まってがんばループのエピソードを次のようにお話しします。
当社の社長が毎年入社式にて新入社員に向けてお伝えすることがあります。
「あなたたちはこれまでご両親を始め、学校の先生、一人暮らしをしていた人は大家さん、コンビニの店員さんなど様々な人たちにお世話して頂いて今日まで過ごしてきました。今日からはあなたたちは得意分野でお世話をする番です。力いっぱいその役目を果たして下さい。社会は様々な人がそれぞれの得意分野で役目を果たし成り立っています。これまでの先人が作ってくれたこの平和な社会を引継ぎ、これからの未来がより良い社会となれるように一緒に頑張っていきましょう。」と。
この想いをカタチにしたのが「がんばループ」なんです。
実は当社のCMで流れている曲のタイトルも「がんばループ」といいます。
戦後の日本復興に力を尽くした方々を今、私たちのお客さまとしてお迎えしています。
この方々へのリスペクトを込めて社長が作詞しています。
より良い社会を作るために良かったらご賛同頂き、がんばループ活動を一緒にしていきませんか。
とお話しさせて頂きます。
皆さん感心して下さり、いいですね!とおっしゃって下さります。
このチョコもあと2個。
どなたが受け取って下さるかわかりませんが、これかも違ったカタチでがんばループのエピソードを披露していきたいと思います。
詳しくはコチラ → がんばループ
挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。
山崎 寛幸
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去る5月27日、一般社団法人日本作業療法士協会2023年度定時社員総会に参加した。
岡山県の代議員として初のリアル参加となった。
この定時総会では、協会が行ってきた様々な活動の報告、事業計画、決算報告等、多くの議題が審議された。
中でも新役員については、長きにわたり日本作業療法士協会の会長としてリーダーシップを発揮していただいた中村春基先生が勇退し、新たに山本伸一先生が会長候補者として選任された。
日本作業療法士協会の新たな一歩が踏み出される瞬間に立ち会うこととなった。
中村春基氏は2009年から日本作業療法士協会の会長として、さらには我々作業療法士の代表としてチーム医療推進協議会、日本脳卒中協会、訪問リハビリテーション振興財団、大規模災害リハビリテーション支援機関団体協議会など各団体で要職を務め、作業療法と作業療法士の存在価値を高めてくれた。
さて、今後はというと山本伸一先生が我々のトップとして新役員と共に会員のため、作業療法を必要とする対象者の為に旗を掲げてくれることになる。
新役員の中には、私が尊敬する先輩作業療法士や一緒に在宅分野で働いた仲間がおり、今後の日本作業療法士協会が、どのように展開されていくのか期待する気持ちが大きい。
しかし、新たな組織体制となったとしても、協会、都道府県士会、会員が一丸となって作業療法の価値を高める行動をしなければ変わることは出来ない。
今を生きる作業療法士として、岡山県作業療法士会役員として、日本作業療法士協会とともに活動を進めていく意思を固める機会となった。
【デイサービスセンターアルフィック平井】
コロナ前は、各テーブルに生花を飾っていましたが、そろそろ再開しお客様に季節の花を楽しんでいただければと思います。
これから、少しずつ当たり前のことを当たり前できる生活に戻ることを考えるとワクワクがとまりませんね!
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リハビリテーション特化型デイサービスセンター アルフィック城東、訪問看護ステーション ママック城東、居宅介護支援事業所アール・ケア城東の3事業所からなる複合型デイサービスセンターが本日、岡山市城東の地にOPENしました!
3事業所が揃って開所となる本日は特別に全員で朝礼を行いました。
事業用地の選定や契約、事前協議や設計打ち合わせなど、約2年間携わってきたこの建物が開所する場に立ち合い、デイフロアに続々と到着するお客様の姿をみると込み上げてくるものがありました。
私の感慨深さとは別に、現場は慣れない環境のなか多少のトラブルもありながらドタバタと大忙しの様子でしたが、楽しそうお話しするお客様の表情に嬉しくなりました。
当社16番目の拠点となった城東の施設において、スタッフから提供されるサービスを通じ、スタッフやお客様の沢山の笑顔がこれからたくさん生まれていくことがとても楽しみです。そしていつの日か城東エリアにお住いの方々から「アール・ケアがあって良かった」と言ってもらえる日が訪れることを信じています。
そんな日を目指して、みんなでがんばループ!の写真です。
城東のみんな、頑張ろう!
挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。
山崎 寛幸
]]>先日、2023年ホーム初戦となったファジアーノ岡山 VS 清水エスパルスの試合を観戦してきました。チケット完売で全席満席。来場者数も過去最大の15,000人越えとのこと。大変な盛り上がりでした。残念ながら試合は0 - 0の引き分けでしたが、初めて生で見るプロのプレーとサポーターの熱気は圧巻でした。
しかながら、この度の試合観戦の真の目的は在宅療養者の外出支援の実証実験。
トヨタ・モビリティ基⾦「Make a Move PROJECT」のファイナリストに採択されたコネクシーさまの「障がいのある⽅の外出ニーズを叶える、医療者マッチング移動⽀援プロジェクト」(詳しくはコチラ)の一環として、当社の看護師とお客様が参加したものです。
参加頂いた当社のお客様からも看護師からもとても良かったと喜びの声がありました。
近い将来、障がいやお身体の状態によって移動に問題を抱える方たちの、移動手段や移動先のケアなどのハードルが下がり、安心安全にもっと気軽に希望される外出が出来、その体験が生きがいの一つとなれるように、今回のような取り組みが当たり前に存在する社会となることを願うばかりです。
何気なくニュースやCMで耳にしてきたトヨタ自動車さまの「全ての人に移動の自由を。」というフレーズ。
この実証実験を通じて、とんでもないことを言っていることに気づきました。
「全ての人」には当然歩行が困難な方も、車椅子の方も、人工呼吸器が必要な方も含まれるのだから。
それを実現するために今回の実証実験があるのです。
このような取り組みに参加させて頂いていることを光栄に思います。
高木社長、ありがとうございます。
挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。
山崎 寛幸
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皆さん、認知症の世界って想像したことがありますか?
認知症には多くの症状が現れることは医療・福祉関係者に限らず、一般の方にもインターネットの普及や認知症普及活動によって広く知られるようになりました。
しかし、いくら勉強しても私たちは認知症に罹患しているわけではありません。したがって、勉強したことやインターネットに溢れる情報は、あくまでも実体験したわけではなく、想像に過ぎません。
先日、認知症対応型通所介護葦束・小規模多機能型居宅介護心結から岡山県保健福祉部長寿社会課に依頼してVR認知症出前研修会を開催しました。
この研修は、なかなか実感の持ちにくい認知症特有の症状(中核症状等)を疑似体験することで、認知症に対する正しい理解をさらに深め、認知症当事者の方やその御家族等に対して何ができるのか、適切な対応方法は何なのか等を、参加者同士で学ぶ内容になっています。
疑似体験といっても、若年性アルツハイマー型認知症の当事者の方が監修し、また、レビー小体型認知症の当事者の方が脚本を執筆し撮影、内容を細部までチェックした映像となっており、当事者の感覚と非常に近い経験をすることが出来ます。
実際に研修を受講してみて、本当にこんな感覚になるのか、幻視はこんなにもはっきりと現れるのか、そんな感覚でした。そして、「不安」と「怖い」という感情を強く持ちました。
この研修を通じて、一人でも多くの国民が認知症ご本人とご家族に対して理解が進むことを祈ります。
※本研修に興味のある皆さんは岡山県保健福祉部長寿社会課へご連絡ください。
気持ちよく対応してくれますよ。