災害からの学び2

前回のブログに引き続き、災害について書きたいと思います。

岩手県岩泉町のグループホームで台風10号に伴う大雨によって発生した河川洪水で、9名の高齢者が尊い命を落とした災害は、介護事業者にとって大きな衝撃を与えるものでした。このブログを読んでくださっている介護従事者の皆さんにとっても記憶に新しいところだと思います。

この痛ましい事故以降、避難勧告等により住民に対して求める行動は「避難準備情報」は「避難準備・高齢者等避難開始」と名称を変更して、より要配慮者の避難行動を見直す方向となりました。

さて、私たちの住む岡山県は災害が少ない地域として有名です。

確かに全国的に見て少ないような気がしますが・・・。実際にはそうでもないかもしれません。

岡山県の風水害による人的被害は全国的に見ても中間位くらいになるそうです。

また、岡山県内の土砂災害危険個所は約12,000か所。これは全国6位だそうです。

普段の生活のなかで、災害をあまり身近に感じない岡山県という地域ですが、実際にはイメージよりもリスクは多いのだと思います。

私たち介護事業者はお客様の生活を守っていくことが使命です。

地域の災害リスクを知ること、そして、災害に対する正しい理解をもって準備を進めることが、私たち介護事業者に強く求められています。

 

大月  博


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