相手を知る1

夏の日差しが照りつける中、リクルートスーツに身を包み、額に汗して真剣に活動している就活生の方の事を思うと、企業として絶対に不誠実な対応をしてはならないと改めて心に刻む日常です。

 

「面接必勝法シリーズ」またにして今回は「相手を知る」ということについて書いてみます。

 

「敵を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」誰もが一度は聞いたことがあるフレーズだと思いますが、この言葉は、中国春秋時代(紀元前770年〜403年)に『孫武』という思想家が記した兵法書「孫子」の一部にあります。原文は

 

 故曰、知彼知己者、百戦不殆。不知彼而知己、一勝一負。不知彼不知己、毎戦必殆”

   

と書き、現代語訳では「相手を知って自分自身を知れば百回戦っても負けることはない。相手の事を知らなくて自分自身のことだけ知っているなら勝ったり負けたりする。相手の事も知らず自分自身の事も知らなければ戦う度に危ない」となります。

 自己を分析する重要さは前回までに書きましたが、就職活動全般においてはそれだけでは就職戦線を戦えるものではないと考えます。

 「相手を知る」と言っても、様々な要素がありますが、最も主流なのが「企業研究」とよばれるものです。企業風土や職場の雰囲気、将来性、制度関連(キャリアアップ、評価、研修)、実際の勤務について、理念や想いなど数え上げたらきりがなく「研究材料」も多い上に、何を軸に研究していくのが良いのかも人それぞれです。

 実際のやり方については、色んなサイトに掲載されているので省略するとして、私が最も重要だと考えることは「イメージや風評に惑わされず自分でしっかりと確かめる」ことに尽きます。

 たくさんの企業がある中で、すべてに足を運ぶことは現実的には不可能に近いですが、少なくとも事前に厳選した数社には実際に訪問し、自らの『五感』で確かめる必要はあると思います。

 就活生にとっては企業ホームページや就活サイトは非常に有用な情報源ですが、企業側から発信している情報には「企業側に不利になる、いわゆる『マイナスまたはネガティブな情報』はほとんど含まれていません。そして知りたい情報は就活生一人ひとりで異なるはずです。だからこそ「自分の目で見る」「自らの耳で聴く」ことが何よりも重要であり、その一歩一歩が必ずより良い成果に近づくと強く信じて行動してみて下さい。

 

鈴木 茂和  

 

   

 


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