未曾有の事態への対応



まず、この度の弊社通所介護事業所ご利用お客様の新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、社内外含め、多くの方にご心配とご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。

保健所からの第一報があったのが、去る7月15日の19時のことでした。
たまたま、私も当該事業所の責任者と当該事業所で会議を行っていた中での第一報でした。
もちろん岡山県での介護事業者からの発生は、初めてのケースであり、前例のない中、初めはただただ保健所から指示されたことへの対応とこの未曾有の事態への対応を考えることで精一杯の状況でした。
ふと事務所の時計を見ると、その針は明け方4時をまわっており、時間の感覚も麻痺した状態で、これからの事業所としての対応、そして、会社としての対応の段取りを整理していました。

初めは濃厚接触者の方だけのPCR検査との話でしたが、最終的に当該事業所の全お客様、全職員の検査を行うことが決定したのが翌日16日お昼のことでした。また、検査も当該事業所で行うこと、検査日も16日、17日の2日間で行う事が告げられました。そこから、検査開始15時までに、お客様、ケアマネジャーに対し、事業所職員総出で連絡をしました。午前中にも事業所の状況説明の連絡を行っていましたが、ここで振り出しに戻り、再度、検査へのご協力の電話、来所が難しい方の100名近くの送迎組みを行うこととなりました。
私は情報収集と社内外への情報発信、保健所との対応を行っていましたが、事業所内現場は職員の電話対応による謝罪と説明の声で溢れかえり、壮絶な状況と化していました。

検査の結果が出たところまで随時保健所から連絡を頂きましたが、「リスト番号●番までの方が陰性でした」と報告を頂き、職員に伝える度に、職員から「あーよかった」と安堵の声が上がりましたが、検査をした全136名の陰性が確定した旨の最終報告を頂いた18日の朝9時までは、本当に心から安心出来る状況ではありませんでした。
陰性であったお客様、家族、ケアマネジャーへの引き続きの報告対応も含め、現場職員はこの2日間、検査に来られた方への対応や電話対応で体を手をとめることは出来ない状況でした。

営業再開出来たのが、今週20日の月曜でしたが、安心したのも束の間、今度は当該事業所の職員について、自宅近隣、家族の勤め先、通学先などから心ない対応や言葉を受けた職員がいたとの話があがってきました。情報は随時会社のHPで更新はしていましたが、全員陰性であったことの情報までは世間に広がることなく、ただ、事業所でコロナの陽性者が発生したという情報が独り歩きしていました。すぐさま文書を作成し、困ることがあればこの書面を使ってくれていい旨伝え、職員に手渡す対応ととりました。
しかしながら一方で、同業者、各関係各所の方々からは、「よく迅速に対応した」、「素晴らしい対応だった」とお褒めの言葉も多数頂戴しましたが、今回のこの未曾有の事態に対し、会社として対応出来たのは、やはり一番は現場職員が細かいところまできちんと対応してくれたおかげであることは間違いなく、感謝の念しかありません。

改めまして、社員一同、またご利用いただいているお客様、ご家族、ケアマネジャー、そして関係機関の皆様のおかげで乗り越えることが出来ましたことに心より感謝申し上げます。
今やどこで発生してもおかしくない状況ですが、引き続き、目には見えないコロナウイルスに対して、会社としても事業所としても、徹底した感染予防策を実施していきたいと思います。

小馬 誠士


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