地域包括ケアシステム構築について



我が国は、諸外国に例を見ないスピードで高齢化が進んでいます。
総務省のデータによると、平成28年3月1日現在で総人口1億2521万人、65歳以上人口は3427万人、総人口に占める割合は27%です。
このような状況の中、団塊の世代が75歳以上になる2025年問題を目前に、地域包括ケアシステムの構築が急務となっています。
当然、アール・ケアも微力ながら地域包括ケアシステムの構築を進めていくように様々なサービスを展開しています。その中でも、定期巡回と看護小多機、訪問看護は要になると考えています。
9月2日、奈良県で特養、定期巡回、小規模多機能などを積極的に展開し、地域に根差したサービスを展開している、「社会福祉法人 共同福祉会 あすなら苑」へ施設見学に行ってきました。
理事長の村城先生の講演では、これからの医療・介護は在宅で看る時代になる。それを支えていくために大規模多機能的な柔軟なサービス提供が必要となる、と熱く語ってくれました。
特に定期巡回には力を入れていて、在宅生活を支えていくためのキーとなるサービスとして事業展開を進めていました。
同じ在宅サービスを展開する法人として、学ぶべきところがたくさんあり、充実した施設見学となりました。
弊社の定期巡回は、まだ生まれたばかりのサービスですが、同じように在宅生活を支えていくために必要不可欠なサービスだと強く感じています。
この生まれたばかりのサービスを立派な大人に育て、地域のお役にたてるよう頑張っていきたいと思います。

※写真は村城先生です。

大月  博

相手を知る 2



暑さは残るものの、朝晩は少しずつ秋の気配を感じるようになって来ました。
就活生の方々も内定が進みつつあり(業界によってはこれから本番というところも多いですが・・)
「後は卒論の完成に向けて、もう一踏ん張り!」といったところでしょうか?
現在、内定が出ていない就活生もまだまだチャンスは多く残されているので、一歩一歩頑張って欲しいと思います。

さて、前回、相手(企業、会社、施設)を知るためには、実際に足を運ぶことが重要であると書きましたが、今回は会社見学における「具体的な10のチェックポイント」について触れてみます。

〔鸞を守ってくれるか?
見学の日時などを忘れられていた、開始時刻に遅れてくるなど、約束したにもかかわらずそれを守らない会社には近づかないほうが賢明です。人間社会の基本中の基本である「約束」を守らない会社には未来はありません。

挨拶はもの凄く重要!
とにかく「明るく丁寧な挨拶」があるかどうか。社内風土を最も表している部分といっても過言ではなく、挨拶が暗く適当な感じの場合には、社員教育が行き届いてない、社員に余裕がなく疲弊している、職場の空気感を悪くする問題が潜んでいるなどが考えられます。

8学者に対する姿勢や態度はどうか?
会社見学の就活生もお客様であることに変わりはありません。会社や施設の自らに対する姿勢や態度は、その会社が普段行っている「一般のお客様や利用者に対する現実的な態度」もしくは「客様に対する根本的な姿勢」と合致します。雑な対応や横柄な態度を感じたら応募は考えた方がいいかも知れません。入社しても「お客様」以上の対応は望めないことは確実なので・・。

ぜ勸の表情と動くスピード
社員の表情は暗くないか?眼差しは優しいか?笑顔が出ているか?愛想がいいか?など読み取れる部分は多くあります。また、だらだらした感じがなく、動きに機敏さがあるか目が死んでないかどうかは、非常に大切です。特定の人だけではなく、全体的な雰囲気を感じ取ることがポイントだと考えます。

ゼ勸の日常を観察してみる
例えば、会社見学の際に担当してくれる社員や担当者は、会社側からすれば「外から見られても大丈夫な社員」が選択される場合が多いため、それ以外の社員を見ること、例えば、身だしなみはきちっとしているか、電話に素早く対応しているか、言葉遣いはどうか、社員同士の会話など、いわゆる飾らない日常的な部分にこそ真実が隠されていることを念頭に見てみると良いかも知れません。
 

鈴木 茂和

サービスに込める想い。 〜私たちが大切にしているもの〜 「サービス」、それはどんなものなのでしょう。

一杯460円の立ち食いそば店と、一杯1,350円の高級日本そば店、あなたはどちらで食べますか? どちらが良いそばやですか?

また、一泊6,420円の東急インと、一泊73,500円のリッツカールトンでは、どちらに泊まりますか? どちらが良いホテルですか?

 

料金は、仕入れ材料、サービス内容、建物や内装品、そしてユニフォームや教育の費用が組み込まれますから、値段に差が出るのは当然でしょう。

 

その中で、「安いから、立ち食いそばがいい。」という人や、「大切な記念日だから、リッツカールトンに決めた。」など、どちらを選ぶかはその人の環境によってその人が決めます。

 

では、介護保険の業界はどうでしょう。

例えば、A社とB社のデイサービスを同じ時間だけ利用したとすれば、支払う料金は同じです。そば店やホテルとは逆で、料金が一定なのです。

 

一定だからこそ、同じ料金の中で他社ができない一味を加える。これが、この業界の「サービス」だと私は考えています。

そしてそれは、小さな差を積み上げていくしかないと考えています。

「スタッフが元気」、「挨拶が良い」、「必ず握手してくれる」、「施設が明るく清潔」、「デイサービスの車の車内が良い匂い」、「多職種がチームでケアしてくれる」・・・。

  

 アール・ケアは全ての事業所で、絶対に同業他社に負けることのない限界のサービスを創造し、お客様に提供します。

 

一定料金だからこそ、勝負しやすいのです。

 

山根 一人

岡山後楽園 幻想庭園に行ってきました。

 

この8月、日本三大名園の一つでもある岡山後楽園では夏の風物詩として“幻想庭園”というイベントが開催されています。特別に夜間開園され、園内は彩り豊かにライトアップされており、やさしい灯りに包まれます。とても市内中心部の街中にいるとは思えないほどの解放感と庭園の美しさが演出されています。

先日、この幻想庭園に行ってきたのですが、実はこの幻想庭園に“お客様をお連れしたい!”とあるデイサービス事業所の社員からの提案があり、毎年この季節になると、お客様とともに幻想庭園のイベントに行っており、今年で3回目となりました。このイベント開催をきっかけに『当日は園内を自分の足で歩けるだけの体力をつけたい』との目標があがるなど、リハビリへの意欲向上がみられるといった効果もあります。
当日は歩き疲れて最後の最後で車椅子対応となられた方もいらっしゃいましたが、一つのイベントに無事参加出来た達成感と普段なかなか見ることの出来ない素敵な表情を見させて頂くことが出来ました。

 さて、少し話は変わりますが、昨今、通所介護サービスに求められる機能において、『活動』、『参加』といったキーワードをよく見聞きします。
ICF(国際生活機能分類)では、
『活動』とは、ADLやIADL、余暇活動など(生活レベル)
『参加』とは、社会参加、仕事などの役割、地域活動への参加など(人生・社会レベル)
とあります。
 
 お客様の真のニーズを発掘し、目標達成に向けてアプローチすることは大前提ではありますが、通所介護という限られたサービス枠内において『活動』、『参加』へアプローチしていくのはとても難しいことだと思います。しかしながら、今後もお客様の新しい目標創りやその提案が出来るような関わりや取組みが継続出来たらと思います。

因みにですが、この幻想庭園、夏は8月いっぱいで終わりますが、また11月18日から秋の幻想庭園が開催される予定となっています。
行かれたことない方は是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

小馬 誠士

誰もが納得し、笑顔になれるサービスを提供します。

 

私たちの訪問看護事業部門のブランドプロミスの一つに「誰もが納得し、笑顔になれるサービスを提供します。」というフレーズがあります。また、この言葉は当社のクレド(信条)にも盛り込まれています。

この言葉にある「誰もが」は、サービスを受けるお客さまはもちろんのこと、そのご家族や、提供者である自分たち自身、自分たちを支えてくれている家族や大切な人たち、共に働くスタッフやケアチームの面々、事業体としての法人、自治体、保険者、国、すべてを指しています。

「笑顔」はもっともわかりやすい満足度のバロメーターとして、「納得し」は様々な状況や価値観、考えがあったとしても、お互いを尊重しつつ、最善の結論に至るまでの姿勢を示しています。

ようはバランスが大事であり、みんなが笑顔でないと成り立たない仕事と考えています。私たちの事業は税金として納められた国費に支えられる事業ゆえに、専門職として国費に見合った効果と役割を担わなければなりません。当然のことですが、とても重要なことです。

以前、同業の社長さまに「やまちゃん、俺たちのお客さんはサービスを利用してくれる方や、その周辺の方たちだけじゃない。保険者である自治体や国もれっきとしたお客さんであり、利用者さんと同じく自治体や国に満足してもらえるサービスを提供しないといかん。」と教えて頂きました。目の前のお客さましか見えていなかった若輩者の私にはその言葉は衝撃的であり、モヤが晴れるような、すごく心地の良い言葉でもありました。

またある日、TVで在宅医療に尽力いらっしゃる医療法人さまを取り上げた番組がありました。その中で一人の患者さまのターミナル期を取材したシーンがありました。残念ながらその患者さまは看護師さんとご家族に看取られご自宅でお亡くなりなられたのですが、10分も経たないころでしょうか、訪問してきた医師にご家族が泣きながら、でも笑顔で先生にお礼の言葉を述べられていました。死を迎えるということは悲しい限りですが、その中で笑顔が生まれたことがとても衝撃的でした。看取るまでの看護師さんや医師、家族の関わりがこの笑顔を生んだのだと感じました。

 

「誰もが納得し、笑顔になれるサービスを提供します。」
これからもこれを追及し続け、多くの笑顔に触れていきたいと思います。

 

挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。

山崎 寛幸