選択肢という「魅力」と「魔力」



7月に入り一般大手企業の選考も一段落し、調査では現時点での内定率は75%を超えたとの報告もある中、医療、介護、福祉業界においては、毎年7月頃からが本番として各所で続々と合同就職説明会が開催され始めました。就活生の方と直接話が出来る説明会は、様々な観点から非常に有意義であり当社も10月末までに約20の説明会に出展、参加予定としています。
将来の人材不足が特に憂慮されるこの業界において、各事業者も方途を尽くし新卒者の採用に力を入れているため、出展者数も右肩上がりに増え事業者としてはますます競合が激しくなっているというのが現状です。
逆に新卒生から見ればそれだけ「選択肢」が多くなり「就職」という一点だけでいえば有利に働くことは明らかですが、この「選択肢が多い」というのが意外とデメリットに変わる場合があります。

 誰しも経験があると思いますが、例えば、ファミレスのような多種類のメニューから選ぶことが出来る状況であれば、そこには一定の迷いが生じます。いくら迷っても結局はその中から1種類しか食べられないため何とか決めて注文することになりますが、入店する前から「絶対に○○〇を食べる」と固く誓った人以外は、隣の席で違う料理を食べているのを横目で見ると何だか美味しそうに思えて「自分もあれにすればよかったかも・・・」と少し後悔し、前の席に来た料理を見ると「あっちの方が美味しいかも・・・」と考え、自分の選択に対する満足度は低くなってしまう傾向にあります。仮にメニューが2種類しかない老舗洋食屋なら「迷い」も少なく、自らの選択に対する満足度と相乗的に料理への満足度も高くなります。
同様に、試験でも選択肢が多い程正解率は下がり、大型ショッピングモールでは最終的に買った物の満足度はそれほどでもないということが往々にして起こります。
通常、選択肢が多いことは「魅力」だと解されますが、時としてそれは「魔力」となり、思わぬマイナスの結果をもたらす場合があります。

新卒生にとっては、空前の追い風で「選択肢が多い」という状況は続きますが、その
「魔力」に操られないよう、強固な意思と太い軸を持って取り組むことが大切ではないかと考えます。
数多く就職先の選択肢はあっても、選べるものはたった一つ、そして選んだ責任を自ら背負い、後に「あの時下した決断は正解だった」と言えるように精一杯活動していただきたいと思います


鈴木 茂和

同志と共に

 

〜〜〜 同志と共に 〜〜〜

 

写真左は、参議院議員(無所属)山口かずゆき氏。

右は参議院議員(自民党)小川かつみ氏。

 

両氏は、私が理事を務める会員数11万人の会の組織代表だ。

さすがに国会議員ともなれば、両氏そろって風貌も良く、貫禄も出てきた。

活躍に期待すると同時に、国会議員が板についてきたことは嬉しいことだ。

 

一方、後悔するのは真ん中の私。

馬車馬のように働き、顔が長くなってしまったことだ。

 

山根 一人

車輌事故0に向けて



先日、年に一度の安全運転管理者講習を受講してきました。

これは安全運転管理者制度にて義務付けられた法定講習なのですが、安全運転管理者制度とは、一定台数以上の自動車を使用する事業所において、事業主や安全運転管理者の責任を明確にし、道路交通法令の遵守や交通事故の防止を図るため道路交通法に定められた制度です。

事業所の拠点ごとに安全運転管理者が必要なのですが、1拠点だけでもデイサービスと訪問サービスの事業所があれば結構な車両の台数となります。

毎年受講する度に、改めて車両事故の防止に努めなくてはならないと思うのですが、車の運転は毎日のことであり、この日々の中での高い意識を保ち続けなければならず、やはり一人での持続は困難であり、事業所として安全運転や事故防止の意識をお互いに高めていく必要があると思います。

毎年2月あたりに通所介護事業部内の車両事故集計を行うのですが、毎年大きな事故はなく、ちょっとこすった、ちょっとぶつけたレベルのものが大半となっています。
その事故の状況を一度細かく分析したときには、朝出発して早い段階での事故、車両バック時での事故、敷地内やお客様宅付近での事故が多いなどの傾向がありました。
こういった傾向を全事業所に伝え、事業所ごとに車両事故0への取り組みを徹底的に意識、実行してもらうようにしました。

現場では本当に細かいところまで、車両事故0の取り組みを行ってくれています。
出発前には車輌を1周してから、事務所を出るときに「いってらっしゃい」だけでなく「気を付けて」のプラスアルファの一言、朝・昼・夕の車両チェックの実施などなど・・・。

直近の車両事故集計結果では、初めて車両破損件数の目標数値も達成できたのですが、特にデイサービスなどの送迎はお客様の命を預かっているという高い意識の中で、何よりもその高い意識と取り組みの継続が重要であると思います。

ハインリッヒの法則の通り、重大な1事故を起こさないために、どんな小さな事故も起こさないよう、引き続き車両事故0の取り組みを行っていきたいと思います。

小馬 誠士

専門職の眼差し

 

先日、訪問看護が訪問するお宅に同席させて頂く機会がありました。

ちょっと変な立場で現場に同席することになったのですが、そのお客さまを担当する看護師さんと

お客さま、ご家族との関わりを見させてもらい、とても感動しました。

 

何気ない雰囲気でお声かけをしながらバイタル測定、問診、触診、聴診を行いお身体の様子を伝えつつ流れるようにケアを進めていき、同席されていたDrやご家族とも絶妙な掛け合いで状況報告や確認を行い、そして今後に対応についての提案や指示受けをされています。

 

テキパキと手際よく、それでいて暖かく穏やかな雰囲気で時間が流れていきます。

お客さまを見つめる眼差しは優しくもあり、真剣そのもの。

 

とても感心しながら様子を見ていると、「○○さん!お腹ばよくなっと〜。いい音になっとるが〜」と

九州と岡山のバイリンガルな方言が飛び出し、これがまたなんとも言えない暖かい雰囲気を作り出します。

何にと言われると上手く表現できませんが、このやり取りや雰囲気にとても感動しました。

 

以前より私は訪問の現場はオーケストラのようだなと思っていました。

指揮者がいて、それぞれに音色の異なる楽器を奏でる人がいて、音のスピードや音量の強弱、音を出すタイミングなど。

上手く混じりあえば素敵な演奏となります。

何だか訪問の現場に似てませんか?

 

素敵な音色に誘われて現場に出たいという衝動にかられました。

Hさん、素敵な現場をありがとう!

 

 

挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。

山崎 寛幸

 

 

今後の通所介護について考える



私たちアール・ケアのスタッフの多くは専門職です。したがって、専門職ごとの職能団体や職域団体に所属しています。
私も多くの団体に所属していますが、今回紹介するのは一般社団法人岡山県通所介護事業所協議会(以下、協議会)です。
6月1日に無事、総会を終えることができ新しい事業計画が実行されることになりました。
事務局長としてほっと一息ついたところです。
さて、この協議会は以下の基本理念に基づいて活動しています。
・地域の通所介護の利用者の尊厳ある自立と、生活の質の向上に寄与します。
・介護保険におけるより良い通所介護の在り方について要望を行います。
・会員事業所の交流と、事業の発展に向けた健全な経営を支援します。
介護保険制度の中で最も多いサービスとして全国的に普及が進んでいる一方、事業所ごとのサービスの内容や質にばらつきがあり、課題も多い介護保険サービスでもあります。
協議会は基本理念の実現とともに、岡山県内の通所介護事業所の質向上に寄与しなければいけません。その活動と結果が地域のご利用者のQOLを向上させます。
さらに、地域包括ケアシステムの中で無くてはならない「通所介護」は平成30年の医療・介護同時改定でより厳しい状況に変化することが予測されています。
今こそ、価値ある事業所づくりを目指して自法人という枠を超えて、通所介護事業所が横の連携を強化し、共に切磋琢磨できる環境を作る必要があります。
介護保険制度が変わっていく正念場。
「通所介護」というなくてはならないサービスを地域の中で発展させる、そんな活動を力強く進めていきたいと思います。


大月 博


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