心残りは多く



 4月1日に毎年行われる入社式。今年は新型コロナの影響により、規模を縮小して執り行いました。例年であれば、新たな社員の入社を歓迎する重要な式典として、各事業所の責任者と大勢のスタッフが参集しますが、今回はそれも叶わず非常に切ない想い中での実施となりました。
希望を胸に抱いた新入社員が、社会の中で羽ばたく第一歩をこのような形でしか迎え入れることが出来なかったこと、加えて、楽しみにしていた研修内容の変更を余儀なくされたこと、大歓迎会の無期限延期なども考えると、心残りの多すぎる1日でした。
また、2019年3月1日、2020卒の就活が解禁されてから今日まで、たくさんの就活生が当社を訪れ、多くの応募をいただき、最終的に決定した本年度の新入社員全員の顔を改めて見ると、採用責任者として一層の悔しさを感じる日でもありました。

 ただ、考え方を変え、10年後20年後に、今年の新入社員自身が「自分の入社式の時は新型コロナの影響で寂しい入社式だった、しかも大雨!」として確実に記憶に残るだろうと想像すると、すべて悪い事ばかりでもなかったようにも思います。気持ちとして残念ではあったものの、「人間万事塞翁が馬」とあるように、起こった事をありのまま受け入れ、自身の未来を創っていく始まりの日として、ポジティブに歩んでくれることを願っています。
 最後に、数ある企業や施設から、当社への就職を決めてくれた新入社員と、その「ご縁」をいただけたことに心から感謝します。
 また今年も良き出会いがありますように。
 

鈴木 茂和

フェアーな師匠 〜 ハートある人となり 〜



写真は、福岡リハビリテーション専門学校(4年制)の中山彰一(あきかず)校長。
現在までの業績は目を見張るものがあるが、ここでは割愛する。(学校HP参照

先生との会食の場で、先生の人となりを表す話をいただいた。

卒業式終了後、5人の生徒がお世話になった先生に向けて、立派な花束を校長室に持参した。
「先生、4年間本当にありがとうございました。これ、受け取って下さい。」
「いやいや、お前らもよく頑張ったな。先生は嬉しいぞ。でもな、その花束は渡す人が違う。」
意味が分からない学生達は、お互いに顔を見合わせた。
それに続いて、先生がこう言った。
「お前らには、まだ感謝する人がいるぞ。それはな、教室も廊下も、そしてトイレまでも、毎日掃除してくれた田中さんがいる。考えてみろ。あの人がいたから、お前らは毎日気持ちよく勉強できたんだぞ。この花をもって行ってこい。今も掃除してくれてるぞ。さあ、行け。」

学生達は先生に促され、大きな花束を持って田中さんにお礼を言い、そして花束を渡した。
掃除中だった田中さんは、「立派になったね。頑張ったね。良い先生になるんだよ。」
そう言って、腰にあったタオルで涙をぬぐったそうだ。

この話を聞いた私は感動した。
会社経営も同じ。
いつも裏舞台で頑張ってくれる人、縁の下で支えてくれる人。
目には見えない役割を担ってくれる人を見ることを教わった。

「ありがとう」という言葉は、いくつあっても足りないことを学ばせていただいた。


山根 一人

ナッジを介護へ



ナッジ(nudge)とは、「ヒジで軽く突く」という意味です。
科学的分析に基づいて人間の行動を変える戦略のことをいいます。
このナッジのコンセプトは、2008年にシカゴ大学のリチャード・セイラー教授とハーバード大学のキャス・サンスティーン教授により発表されました。
ナッジは「選択構造」を利用した行動経済学にもとづく戦略であり、選択構造とは、「選択肢を提示する形」のことをいい、「人の動き(心)を操る魔法」とも称されます。

実は、ナッジは私たちの身の回りに既に沢山存在しています。
アムステルダムのスキポール空港では、男性小便器の内側に一匹のハエの絵を描くことにより、床の清掃費が8割も減少したという話もあります。
また、ニューメキシコ州立大学の研究チームは、実際にスーパーマーケットの客にナッジを試みました。カートの中央にテープを貼って、テープの向こう側に果物と野菜を入れ、テープの手前側にその他の品物を入れるようにしました。
その結果、客は必ず果物と野菜を買うようになり、結果としてその量はこれまでの倍となったそうです。
最近目にするコンビニのレジ前の並ぶところにある足跡なども実はナッジによるものです。

例をあげればキリがないほど、世の中にはナッジが浸透しているのですが、「ナッジ」とは、私たち人間が決して強制されることなく、選択的余地を残したうえで、より良い方向や行動をとるために生み出されたコンセプトなのです。

国は、このナッジ理論に注目し、医療、介護、予防へ応用しようと動いています。
介護においては、高齢者福祉におけるアナセンの3原則の内の一つ、『自己決定の原則』に関係してくることと思います。自己決定までのプロセスでの仕掛けが重要であり、そこにナッジを応用しようということです。
振返ってみれば、私たちもデイサービスにおいて、独自の機能評価システムであるDRCやリハビリカードの導入など、自然とご利用頂く方がモチベーションを高め、運動したくなるような仕掛けを沢山考えてきたように思います。

ナッジはアイデアだと思います。
ご利用頂く方が、自然と運動したくなるような、わくわくするような、心動かす仕掛けをこれからも沢山考えていきたいと思います。
そして、私たちが目指すは自立支援介護です。その考え方のもと、お一人おひとりが自らの健康は自分で考え、行動出来るような関わりを行っていけるよう努力したいと思います。

小馬 誠士

本年度終了♪【玉野アクティブクラブ】

本年度取り組んできた玉野アクティブクラブですが、先日の第10回目の開催をもって無事全10回の内容を終了しました。

1クール全10回と1年間にわたる長いスパンでの開催でしたが、今回も約30名の方に参加頂き楽しく、元気に介護予防に取り組めました。

 

中心メンバーである山谷作業療法士により、OTならではの工夫を凝らした取り組みにもチャレンジし、参加頂いた皆さまにも楽しんでいただけたのでは、と思います。この教室を通じて、身体を動かすことの楽しさや、ご自身の生活ひいてはこれからのご自身の人生をも考えて頂けるきっかけになったのであれば幸いだと思います。

 

人生100年時代にこれから突入する我が国において、自身の健康や生き方を考え、実現していくのは、お一人お一人ご自身であると私も思います。そして私たち介護や医療にかかわる者は、その方が選択した生き方に対して、介添え役として側方または後方から支援することだと思います。

私たちが根を下ろす地域の未来が明るく、イキイキとしたものであるために、私たちらしい支援ができるよう皆で精一杯これからも頑張っていきたいと、改めて決意した一日でした。

 

 

ご参加いただいた皆さま、教室をサポートしてくれた皆さまありがとうございました!

 

 

挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。

山崎 寛幸

 

岡山県作業療法士議員連盟が発足しました



このブログでも折に触れアナウンスしてきましたが、私は岡山県作業療法士連盟の副会長として活動させていただいています。
去る令和元年9月20日、岡山県議会議員 わたなべ英気先生を中心とした岡山県作業療法士議員連盟が発足しました。
そして、令和2年3月6日12時より38名の県会議員の先生方にご参加いただき岡山県作業療法士連盟の総会が開催されました。
「議員連盟」と聞いてもよくわからない・・・。といった作業療法士の方々も多くいると思います。
議員連盟とは、国家議員や県会議員などが何らかの目的をもって結成する会の総称をいいます。
略して「議連」とも言われ、ニュースなどでも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
岡山県作業療法士議員連盟は県内の作業療法士、作業療法に関わる課題について、一緒に考えてくれる、向き合ってくれる県会議員の先生方です。
そして、県単位で議員連盟が誕生したのは、全国初となります!!!!!

昨年11月26日に開催した学集会のなかで、現状に対するグループディスカッションを行いました。やはり、個々の置かれた環境、領域のなかで様々な意見が飛び交いました。
この貴重な意見は制度的課題を含んでおり、必ず行政に届けないといけません。
今後は岡山県作業療法士議員連盟を通じて、岡山県作業療法士会、岡山県作業療法士連盟から適切に声を届けることが出来るようになります。
少しずつではありますが自分たちの未来を作っていく環境が整いつつあります。
作業療法士の皆さん、自分たちの未来を岡山県作業療法士会、岡山県作業療法士連盟そして岡山県作業療法士議員連盟とともに作っていきましょう。

大月 博


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