在宅医療・介護の未来

9月12日に厚生労働省より全国の都道府県知事に向けて情報通信機器(ICT)を利用した死亡診断等ガイドラインが通知されました。このガイドラインは、事前に一定の条件を満たし且つ死亡時に医師が正当な理由のために直接対面での死亡診断を行うまでに12時間以上を要することが見込まれる状況において、死亡診断に必要な情報をあらかじめ必要な教育を受けた看護師がICTを用いて医師に知らせ、その情報をもとに医師が遠隔地より死亡診断を行うことが可能となったとの内容でした。

この内容を確認するなかで、昨今、非常に活発な議論検討がなされているICT、IOTの活用が医療・介護の世界においてもこうやって実際に形となり実行されていくのだ、という現実味を改めて感じるとともに、倫理面、既定概念、必然性、ICT技術信頼性、職域拡大などについて様々な考えや疑問が私の頭の中で錯綜しました。

 

倫理感や専門性、既定概念として考えれば、医師が直接対面で死亡診断を行うことが望ましいと思いますし、合理的かつ現実的に考えればこのような方法を実行することも必要とも言えます。どちらが正しいか、ということではないのだと思います。どちらが正しいかだけで判断できないことを、現状や未来、過去を総合的に考えどうすべきなのかを決断して進めて行く、ということなのだと思います。

 

医療・介護を取り巻く仕事は、これから社会情勢や人口動態の様相に基づき工夫と変化が求められています。今回通知されたガイドラインが示す方向性は今後、医師の遠隔診療やコメディカルの遠隔指導や状態確認などへの発展を超えて、これから医療・介護に訪れる変化を指し示しているように感じました。

 

何事も判断の域を超えた既定概念に囚われない決断に基づくチャレンジが求められていると改めて痛感した出来事でした。

 

 

本日9月15日より、いよいよ玉野市介護一次予防教室「玉野アクティブクラブ」が開始となりました。

私は教室に赴くことはできませんでしたが、玉野の地踊りである「かっからか」をモチーフとした体操は説明なしでもすぐに参加者の方々が取り組め大変好評だったようです。こちらは私たちアール・ケアが地域の未来に向けてチャレンジする新たな取り組みです。DVDもプロ顔負けの出来です!

 

 

 

 

挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。

山崎 寛幸

 

岡山県作業療法士連盟発足!



去る平成29年4月18日、岡山県作業療法士連盟が発足、7月29日には倉敷市民会館にて岡山県作業療法士連盟設立記念式典・設立記念講演会を開催しました。

記念式典では橋本がく厚生労働副大臣から「今後の社会保障制度と作業療法士に期待する事」と題してご講演いただき、現在の社会・医療情勢について、また作業療法士という職能団体の今後に向けたエールを頂きました。加えて他職能団体の連盟活動での成果もご教授いただき、改めて連盟活動の重要性を確認することができました。
記念式典後半では岡山県作業療法士連盟 二神会長を座長として、日本作業療法士連盟 杉原会長、日本作業療法士協会 中村会長に参加いただきパネルディスカッションを行いました。
この中で組織率についての課題が挙げられましたが、これは岡山県作業療法士連盟でも同様の課題です。活動理念、活動指針を一人でも多くの作業療法士に理解いただき同志の参加を募っていきたいと考えています。

現在、日本では80,000人を超える作業療法士が医療機関や施設、地域で活躍しています。岡山県においても1000名を超える作業療法士が活躍しています。
まだまだ課題は山積していますが、岡山県民、作業療法士の未来が光り輝くものであるために、コツコツと小さな積み重ねを継続したいと思います。


最後に、岡山県作業療法士連盟の活動理念と活動指針を掲載します。
【活動理念】
作業療法及び作業療法士の社会的価値を高め、作業療法を取り巻く環境が未来に向けて希望が持てるように政策提言を行います。
【活動指針】
・岡山県作業療法士会の活動を推進する政策提言を行なうこと
・作業療法関連諸制度の改善に向けた政策提言を行なうこと
・県内の政策形成において作業療法が正しく理解・認知されるよう立法機関に働きかけること
・作業療法を応援する地方議員が増えるように働きかけていくこと


大月 博

あれもこれも?



「あらゆる満足はまた別の新しい願望を生み出してくるのであり、意志の欲求は永遠に充たされないまま果てしなく続いてゆく」
〜ショーペンハウワー(ドイツの哲学者)〜


就職活動における「揺るぎない太い軸」を持つ重要性については、これまで数回書きましたが、「満足」と「欲求」というものも上手にコントロールする必要があります。
実社会では「トレードオフ」(二律背反、どちらか一方を得るためにはもう片方を犠牲にしなければならない。両立しない関係性)ということがあらゆる場面において起こります。
例えば〕限である時間の中で、趣味の時間と睡眠時間または何かの時間(時間と時間)¬榲地に早く着くために利用する高速道路とその料金(時間とお金)エアコン使用と電気代(快適さとお金)ぅ好檗璽弔砲けるスピードとコントロール(速さと正確さ)ゥ瀬ぅ┘奪箸反事(体型、外見と満腹感)ν訓狠呂凌裕ぅ▲肇薀ションと待ち時間(高い需要と手に入れる労力)等、社会生活においては、常にトレードオフ状態からの選択を行わなければなりません。

就職活動の中で言えば、専門的技術を向上したいけど自己研鑽に時間を取られるのは嫌だ。達成感を味わえる仕事をしたいけどチャレンジはしたくない。信頼して欲しいけど不誠実でも許して欲しい。将来的にリーダーとして活躍したいけど重い責任はちょっと・・・。簡単で楽な仕事がいいけど高収入も得たいというトレードオフ状態のものばかりを欲している場合があります。
天賦の才があり強運の持ち主であればこれらを両立させることは可能かもしれませんが、現実的に「あれもこれも」は有り得ません。
職業選択においては「あれもこれも」よりも、自分の欲する最大のものを手に入れるために必要な「覚悟」、そして優先順位の低いものは捨てる「勇気」を持って取り組む事が大切ではないか?と考えます。

「あれもしたいしこれもしたい。あれをするにはこれを諦めなければならない。これをすればあれは出来ない、でも、どちらも捨てがたい。やっぱり両方欲しい。でも・・」という矛盾スパイラルから抜け出し、「あれもこれも」という視点を少し変えるだけで、様々な世界と自身の可能性が広がり、必ずや一心に情熱を傾けられる仕事が見つかるのではないかと思います。


鈴木 茂和

〜 仕事の伴侶 〜

 

今から27年と5か月前、当時私一人でやっていた訪問リハビリテーションに参画したのが、写真右の現在の当社専務(鈴木 茂和)だ。

 

私と同じ愛媛県の理学療法士養成校を卒業し、実家がある奈良県の就職を断って岡山の地に根を下ろした。当時の理学療法士は引く手あまたで、大学病院への勤務も可能であったのに、個人事業主のアール・ケアの前進に仕事人生をかけた。

 

貧乏学生からの彼の出発は、ガランとしたアパートに室内アンテナのテレビとテーブルだけがあったことを覚えている。

 

二人は苦労に育てられ、あっという間に年月が過ぎ、今を迎えた。

全て周囲の人々のお陰だが、私たちは人間として果たしてどれくらい成長できたのだろうか。

 

あの辛さ、あの苦労、あの悔しさを糧に、もうひと時代、社会に貢献させていただきたいものだ。

 

無一文 我と歩みし青年は 嫁が来 子出来 家建て 父に

 

山根 一人

〜「子ども参観日」に寄せて 〜

 

8月11日、当社の取り組みとして「子ども参観日」を行った。

小学2年生から5年生の7人が、自分のお父さんやお母さんが働く姿を見、要介護の方々とも触れ合って学んだ。

 

社長室を訪れた子供たちとの名刺交換の後に、「皆さんは、今はご両親をはじめとした多くの人のお世話になっている。

お菓子を買うにも、小麦を育てる人、運ぶ人、お菓子にする人、それを箱に詰めて運ぶ人。

皆にお世話になっている。

大きくなって、今度は人のお世話ができる、人と世の中の役に立つ、そんな立派な大人になってほしい」旨のエールを送らせていただいた。

 

偶然にも時を同じくして、今般、法務大臣政務官に就任した自民党衆議院議員「山下たかし」氏の訪問を受けた。

国民のために働く貴重な人との、ジャストタイミングでの一枚。

 

無限の可能性をもつこの子供たちが健やかに育ち、そして必ずやって来るこの子供たちの未来が輝くものとなりますように・・・。

 

山根 一人


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